「パンからおにぎりへ」と食のトレンドのシフトが顕著になっている。昨年度はパン店の倒産件数が過去最多になった一方、おにぎり専門店の昨年の新規出店数は前年比で約1.5倍に急増した。パンの原料である小麦は国内需要の約8割を輸入に頼っており、円安や原材料高がパン屋の経営を圧迫し続ける。対するおにぎりの原料は、ほぼ100%を国内自給できるコメだ。出店コストも安く済むなど利点は多く、訪日客からの人気も追い風に出店攻勢をかけている。
(産経ニュース)
特に問題なのが電気やガスといったパン屋さんには欠かせない経費
が大幅に値上がりしていることです。
無くてはならないパンを焼くオーブンなどは消費電力が多く、経営を圧迫しています。
それに加え冷蔵庫や冷凍庫などもパン屋さんには必要な機材なのです。
一方で日本食のおにぎりやお寿司といったものは、そういった電気代が少なくて済みます。
おにぎりなどは誰でも簡単に作れ、アレンジも難しくありません。
さらにパンの原材料となるバターや玉子、砂糖といったものも大幅に高騰しています。
値上げをすればお客さんも同様に苦しいので離れざるを得ません。
特にこの春先になって天候も不順な日が続き強風や豪雨が追い打ちをかけています。
いろいろなことが重なり、後継者不足、少子化とともに閉店が相次いでいるのでしょう。
*昔パン、今はおにぎり 次はなに イクロウ
コメント